手を繋ごう。
暖かな君の手を。





海へ行こうか。
君と一緒に。






ヴァイオリンを弾いてくれないか。
俺だけの為に。





俺だけを見てくれないか。
君が愛しいから。





俺は君のものだ。
君に出会ってから。





でも君は笑うんだろう。
その甘やかな瞳で。





君に触れて欲しい。
君の柔らかな手で。





君に伝えたい。
どれほど君のことを好きなのか。










キスをしても、いいだろうか。
君と俺が離れられなくなるように。





きっと君は頷いてくれる。
互いの心は同じなのだから。





溢れ出す旋律を今奏でたなら。
それはきっと君への想いを綴る歌。
愛しいと叫ぶ心の声。
君はそれを受け取ってくれるだろうか。





見透かしているんだろう?
言いたいことを言えずにいる俺を。










本当は。



抱き締めたい。



キスをしたい。



一つになりたい。



そう言えずに黙り込む俺に、君は微笑む。



仕方がないから代わりに言ってあげると、いたずらな瞳で。



そうして君は言うのだろう。



臆病な俺の代わりに。








  キスが足りない















ヒトリゴト。
 やらない(できない)と思っていたのですが、奮起してちょっと異質な感じにしてみました。結構楽しいですね。
 これもまた甘々なのかと突っ込まれそうですが、…ど、どうでしょう…?

2011.11.29UP