繋がる瞬間

 




その瞬間が、一番彼女を愛しいと思える。


少し冷たいといつも笑うこの指ではない、明らかな熱が。


これから彼女を穢す凶器になるというのに、彼女は幸せそうに笑うのだ。


そうして俺はその微笑みを、自分の欲で穢していく。


罪悪感も、何もかも。


その時だけはどうでもいいと思う。


刹那の願いなど叶うはずもないとわかりきっているのに。


愚かにも願い、祈る。


すべて。


真っ白に。


・・・堕ちてしまえと。







ヒトリゴト。(ブログより


最近こんな感じのを書いてないなあ。

最初の一言で方向性が決まるのが大抵なので(物凄く大雑把)、お話になったり、独白になったり。

こういうお話、って浮かぶこともありますよ、一応は(汗

2010.10.5UP